2012年02月05日

中村天風 「幸福なる人生」

印象に残った内容は下記の通り。

@人間が消極的な、気弱な、勇気のない、憐れな、神経過敏な状態になって怒ったり、泣いたり、怖れたり、妬んだりすれば、体の内部に大きな変化が生じる。血液やリンパがみるみる劣悪になる。

A消極的刺激ばかり受けていると、心の思い方や考え方を組み立てる要素をなす観念要素が、どんどん消極的になってしまう。

B睡眠に入る直前ほど、思ったことが潜在意識の中に入り込んでくる。消極的なことが心に浮かんでも、それに一切関わり合いをつけないようにすること。考えるほど、自分の心が勇ましく、微笑ましくなるようなことだけを考えること。

C寝るときに寝床に「お世話になります」という。鏡に映る自分を見ながら「お前の信念強くなる」という。

D言葉に常に注意深く、どんなことがあっても消極的な言葉を出さないように、自分の言葉を取り締まっていかなければならない。言葉は自己感化に直接的な力を持っている。しょっちゅう泣き言ばかり言っている人の人生は暗い。

E事あるごとに「ありがたい、ありがたい」で暮らせばいい。自分の心を汚さないような気持ちになろうと思ったら、何事に対しても感謝でいけばいい。

F必要なことは、常に心の態度の積極的な人の人格に接触すること。

Gとにかく人生というものはファイトで行かなければダメなんです。成功したいとか、出世したいとか、幸福になりたいとか、そういう希望を胸に描きながら働いちゃいけないんです。目的を定めてやると、焦りが来る。「まだか、まだか」という焦りが来ると、ファイトに傷がつくんです。がむしゃらでいいから、ファイトで行くんです。

H仕事に対して自分がどんな気持ちを持っているか自分で検査するんです。「自分の心の態度は積極か消極か」「がむしゃらでファイトの気持ちがでているか」「躊躇するしみったれた気持ちが出ているか、出ていないか」。それが自分の積極観念を現実にする第一の要領です。

I人の言葉に動かされないこと。いい言葉に動かされるならいいけれども、消極的な言葉に動かされたら元気がなくなっちゃう。

J自分だけでなく、人にもベストを尽くそうという気持ちを持たせる、それが誠心誠意ベストを尽くすということであります。

K取り越し苦労厳禁。当たって砕けろという言葉が一番いいんだ。ベストを尽くして行きさえすれば当たっても、向こうの方が砕けちまう。

L第一に肛門をキュッと締めるんだ。それと同時に肩をできるだけ緩める。そしておへその周りのお腹にグッと力を込める。その瞬間息を止める。それを息の出し入れにやりゃいい。腹が立つことがあったり、心配や悩みがあったりするときは、何をおいても尻の穴を締めろ。

★★★★★

幸福なる人生 [単行本] / 中村 天風 (著); PHP研究所 (刊)
posted by J・W・ハウエル at 16:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする